高性能がもたらす、ゆとりを実感

「私は冷え性なので、以前の家では今の時期、靴下を2枚履きしていたのですが、この家では裸足で過ごせるんです」と語る奥さん。現在の家では、外は肌寒くても、暖房をつけずに十分暖かいといいます。その秘密は、鈴木環境建設が独自開発したハイブリッド断熱工法「Bespoke EkoⅢ(ビスポーク・エコ・スリー)工法」にあります。加えて樹脂サッシとLow-E・トリプルガラス、第1種換気システムなどの採用により、Oさん宅ではQ値1.0、C値0.2という優れた断熱・気密性を実現しました。

こうした高性能な空間は、少ないエネルギーで快適な温熱環境を保つことができるため、ランニングコストを削減できる点が魅力。この家に設置されている冷暖房機器は、16畳用のダクト方式エアコン1台のみです。軒による陽射しのコントロール、窓や換気口の配置を工夫しての通風など、きめ細かなパッシブ設計も奏効し、夏場はほぼエアコンなしで過ごせたとのこと。太陽光発電も導入しているため、一年を通してみれば消費電力を抑えるとともに、売電によって家計はプラスという試算になります。

「一番に求めたのは暖かさ。真冬を迎えてもこの点は心配なさそうです。それ以上に、この先、光熱費の負担を考えなくてもよいというのは、思わぬメリットでした」と奥さん。高性能な住まいがもたらす快適性と心のゆとりを実感しているご様子です。

PAGE TOP