高性能省エネルギー住宅の
トップランナー
未来基準の住宅性能を叶える技術

01 断熱・気密

独自開発した外断熱+内断熱のハイブリッド断熱「Bespoke Eko(ビスポーク・エコ)工法」で、Q値(熱損失係数)0.7W/㎡K、C値(気密性能)0.3㎠/㎡以下のハイレベルな断熱性能を実現しています。

熱損失が多い開口部には、トリプルガラス樹脂サッシを採用するなど、無暖房レベルの断熱性能を発揮する仕様です。わずかな冷暖房でも、家中を均一に快適な室温を維持できるため、室温の温度差で生じるカビやアレルギーなどの建物劣化が起きず、ヒートショックなど人体への負担が無い、家族がずっと健康に暮らせる家です。家族の健康を守る住宅。そのための断熱性能には並々ならぬこだわりを持っています。

02 窓の性能が冷暖房費を変える

冷気・暖気が最も逃げやすいのが窓などの開口部です。住宅性能を高めるために、Low-Eアルゴンガス入りの複層ガラス+高性能樹脂サッシを標準採用することで、より効率的な冷暖房を可能にしています。(一部、窓の断熱性能Uf値を高めた「UFサッシ」を使用)Low-Eは遮音性にも優れ、市街地でも騒音レベルを大幅に下げて、安眠できる環境を得られます。さらに高性能を目指す場合は、Low-Eガラスを2層使った「トリプルガラス樹脂サッシ」をおすすめしています。

03 玄関ドアと玄関の結露

窓と同様に、断熱・気密性能が求められる玄関ドアには、高性能木製断熱ドアを採用しています。 木は熱を伝えにくい素材のため、夏の暑さや冬の冷気を遮断し、室内の熱を逃がしません。また、小さなキズが付いてもメンテナンスしやすいので、何10年も使用できてエコロジーな素材です。 玄関は人が出入りする住まいの顔。使い続けるほど木の味わいが増す木製玄関ドアは、経年変化も楽しむことができます。

04 換気

室内の空気を確実に入れ換えるためには、高い気密性能を確保することが大前提となります。

気密性能が低いスキマだらけの家は、排気口近くにある空気が最優先で排気され、遠くにある空気が排気されず、室内の空気がよどむ原因になります。

高い気密性能を備える鈴木環境建設の家では、外気温の影響を受けない「第一種熱交換型換気システム」と、自然のチカラを利用した「パッシブ換気」の2種類を用意しています。

エネルギーが少なく、キレイな空気を室内に取り込み、適切な換気量を得られる換気システムです。

第一種熱交換型換気システム

第一種換気と全ダクトエアコンをセットにした
「ECO-Ⅱ・Ⅲ」第一種熱交換換気システム

確実に換気できて
省エネルギー性も高い
第一種熱交換型換気システム

第一種換気は、空気の供給と排気を別々のファンによって行う換気システムです。
室内と室外の空気圧が同圧になるので、確実に換気できるのが特長となります。 熱交換器を採用すると冷暖房の熱を回収するため、省エネ効果も高くなります。

一般的によく使われている第三種換気は、室内が負圧になるため、換気をするためには高い気密性能が求められます。そのため低気密の場合、正確な換気が困難となります。

輻射熱・直射熱に頼らない
省エネルギーで高効率な暖房

「ECO-Ⅱ・Ⅲ」では、第一種熱交換換気装置+全ダクトエアコンをセットにして、第一種換気装置の新鮮な空気と、熱交換した混合空気を全ダクトエアコンに導入する施工を開発しました。
これにより、外気温より2度ほど暖かい空気を全ダクトエアコンに導入でき、エアコンの暖房効率を大幅に向上させ、省エネルギーで快適な住環境の維持を実現させています。

温度差や不快な風を感じない
快適でストレスフリーな室内環境

断熱・気密性能を極限まで高めて実現した「ECO-Ⅱ・Ⅲ」の場合、例えば室温の設定温度が20℃であれば21~22℃の温度の空気がゆっくりと住宅全体を循環するため、どの部屋でも温度差が無く、不快な風を感じないストレスフリーの空間をつくります。

さらに第一種熱交換換気装置で、室内の空気環境は守られており、快適な温熱環境ときれいな空気質を維持しながら、適切な換気を両立させることができます。

自立循環型・100年住宅
「both eco+」パッシブ換気システム

環境にやさしい
自然のチカラで換気する
第4種換気「パッシブ換気」

パッシブとは「自然に」という意味です。自然の風や太陽光など、自然現象を取り入れて住宅の換気や冷暖房に応用する換気方法です。

鈴木環境建設では、この「パッシブ換気」をベースに、建築基準法の規定により、第3種換気とのハイブリッド換気システムを採用しています。

パッシブ換気を採用できるのは、高性能住宅の証です。地球環境にやさしい住宅づくりに欠かせないパッシブ換気は、建築地の気象条件によってつくり方が変わるため、継続して研究を重ねないと実現できない高度な技術なのです。

先進国はパッシプ換気が主流
世界の潮流はエネルギーの自立化へ

地球温暖化防止は、人類共通の課題です。電力や石油などで維持してきた住宅の快適性は、すでに北欧や北米で太陽光や地熱などの自然由来エネルギー使用にシフトしています。

これにより、外気温より2度ほど暖かい空気を全ダクトエアコンに導入することができ、エアコンの暖房効率を大幅に向上させ、省エネルギーで快適な住環境の維持を実現させています。

しかし、世界規模で取り組んでいる脱CO2は、無視できない状況であるため、日本政府も住宅の自然エネルギー利用を加速させると予想されています。

真冬に暖房が停止しても大丈夫
給排気しながら
室温15℃をキープします

東日本大震災を経験したことで、機械に頼らない高性能住宅をつくる必要性を感じ、国の省エネルギー基準以上の断熱・気密性能と、動力源を最小限にするパッシブ換気を採用した「both eco+工法」を独自に開発しました。

不慮の事故や災害で真冬に暖房が停止しても、給気・排気をしながら室温15℃をキープする安心の「both eco+工法」は、ハウス・オブ・ザ・イヤー2018年度で大賞を受賞するほど高性能な工法です。

05 空気清浄
室内の空気を新鮮に保つ

高気密・高断熱住宅には、室内の空気を常に新鮮に保つ計画換気が欠かせません。

そのため「空気質」に着目して、住宅換気用フィルタメーカーであるトルネックス社の「サーキュレーション空気清浄機」を採用しました。

電子式集塵フィルタなので、ハウスダスト・花粉・PM2.5などの小さな粉塵まで吸着。目詰まりしにくい設計で、清浄された空気を室内に取り込むことができます。

トルネックス社

06 冷暖房
イニシャルコストとランニングコスト

断熱性能が低い家の多くは、光熱費が高く、竣工後に冷暖房機器を導入するなど、暮らし始めた後にコスト増となる場合があります。一方、高断熱の家は、初期費用はかかっても光熱費が安いまま持続するので、結果的に冷暖房費は低コストとなります。冷暖房費用は生涯コストで考えることが大切です。

07 採光・通風
夏の大敵は、直射日光

陽射しが強い夏でも、日陰や木陰に入ると涼しいもの。夏場は直射日光を室内に入れないようにするなどの、採光への工夫は必須です。鈴木環境建設では、四季の日射角を考慮し、夏は日射を遮り、冬は効率良く太陽光を室内に取りこむよう窓や庇を設置して日射をコントロールしています。

通風計画は、風向きを読んで窓や換気口を配置します。敷地の気候や立地環境を踏まえた設計をすることで、冷暖房エネルギーの軽減を図っています。

08 設備
エネルギーのつくると見える

お客様の要望に応じて、太陽光発電システムやHEMS(Home Energy Management System)などを採用しています。

高断熱・高気密施工と高効率暖房で省エネルギー住宅をつくり、太陽光発電で創エネルギーすることで、エネルギー収支ゼロを目指すことも可能です。

世界規模で取り組んでいるCO2削減には、家庭からの排出量を減らすことも有効です。太陽光発電は、これからの家づくりに必須のアイテムになる可能性があります。

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